マッサージ店やエステサロンなど、
マッサージの仕事をするところはたくさんありますが、
マッサージの仕事をする場合に専門の資格は必要なのでしょうか。
今回は、
マッサージの仕事と資格についてお話していきましょう。
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マッサージの国家資格とは
マッサージの国家資格である「あん摩
マッサージ指圧師」を持っている人のことを「
マッサージ師」と呼びます。
この資格は高校を卒業した後、厚生労働大臣指定の学校や養成施設において3年以上学ぶ必要があります。
その後、東洋療法研修試験財団の行っている「あん摩
マッサージ指圧師」の試験を受けることになります。
あん摩
マッサージ指圧師の資格を持っていると、肩や腰など身体の痛みを訴えている患者の診察や治療を行うことが可能です。
このとき行われる治療は保険適用となります。
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マッサージの国家資格がなくてもできる仕事
マッサージの資格には国家資格以外に民間資格もありますが、治療を行うことはできません。
ただ、
マッサージの国家資格を持っていなくてもできる仕事もあります。
たとえば、温泉施設やもみほぐし専門店、エステサロンなどにおいて、血流促進や疲労回復を目的とした
マッサージを行うことは可能です。
これらの
マッサージの
施術は保険適用外となります。
▼まとめ
本格的な治療を目的とした
マッサージを行う場合は国家資格が必要ですが、疲労回復やリラクゼーション目的の
マッサージの場合は国家資格が不要です。
自分がやりたい
マッサージが何を目的としているかをよく考えて検討するようにしましょう。